ポラロイド写真
  • 2013丹後ウルトラ

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こんばんは。





昨日で丹後ウルトラ60kのレポは完結したので、総括する意味で反省点について書いておきたいと思います。




①走力が圧倒的に足りない
制限時間ギリギリで何とか完走という結果だったわけだが、やはり走力不足を痛感せざるを得なかった。
実は練習を始める前は何とかいい感じのタイムで走って、次回100kに挑戦するための足がかりにできればなどと秘かに考えていたが、とてもとてもφ(..)
やはり100kに挑戦するには60kをせめて8時間ぐらいでクリアしていかないとゴールできないと思う。
この夏は自分なりに一生懸命練習を積んできた。走力強化の特効薬みたいなものはないのだろうが、走りはじめてまだ二年弱。まだまだ伸びしろはあるはずなので、地道に努力していきたい。



②体調管理の甘さ
今回は弾丸バスツアーで挑んだが、結局睡眠が充分に取れず、ひいてはゴール後の失態につながってしまった。
やはり万全の体調でスタートラインに立つために最善を尽くすべきであり、前泊するなどして余裕を持って挑むべきだった。
キャリアの豊富な方ならば多少の無理は利くのだろうが、自分にはまだまだ無理だということを自覚しておきたい。



③補給の失敗
胃が食べ物、飲み物とも受け付けなくなり後半は全く補給ができなかった。
例年のような酷暑ならばそれでも何とか補給しようとしたのだろうが、ご存知の通りの雨模様だったため、補給なしで押してしまった。
胃を痛めた要因はもちろん内蔵が揺れ続けたこともあるだろうが、それ以外に雨で冷えたことも関係があるだろう。
もう一枚インナーを着ておくとか、お腹にワセリンを塗っておくとかの対策もとっておくべきだったかな、と思う。




以上の反省点を踏まえて、来年も丹後に挑戦できる状況にあれば、もう一度60kにエントリーして、今度は余裕綽々でゴールしたいと思う。
もちろん前泊・後泊付きで存分に丹後を楽しむのだ(*^ー^)ノ♪





ちなみに少し恥ずかしいのでちっちゃい文字で書いておくが、ワタクシ60kmの部の最下位でした…φ(..)









丹後と京都マラソンの完走メダル。次は大阪やね。






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こんばんは。






昨日は東京マラソンの抽選結果発表でした。
当落の結果によって一喜一憂された方も多かったと思います。
東京マラソンはワタクシも一度は走ってみたい大会ではありますが、現時点ではプライオリティは低いです。
それ以前に主に地元関西地方で開催される大会を中心に走っておきたい大会が多数あります。
2~3月であれば、口熊野や木津川・篠山なんかがそう。
これらをきっちり走ってからまだ余力があれば東京にも挑戦してみたいと思いますが、その時に運よく当たるかどうかわかりませんね。
当選された皆様、おめでとうございます。ベストを尽くして下さい。






それでは丹後レポ。本日でいよいよ最終回を迎えます。



********************************************************************************


丹後庁舎を出た後は、それまでの孤独な『ひとりぼっちウルトラマラソン』ではなく100kのランナーと並走することにより、だいぶ力をもらうことができた。
しかし100kランナーはすでに90k近く走ってきているのに、ワタクシより全然早いスピードで走っていく。
うーーーん、すごいとしか言いようがない。
この辺はルートマップではそれほどアップダウンがあるようには書かれていないのだが、実は結構な登りがあったように記憶している。
平地・下りではできるだけ走るようにし、登りは確実に歩く。
合言葉は『50k地点で1時間半は残そう』。
それが可能になるように時計をみながら頭の中で必死に計算を繰り返す。
計算して少し遅れているようならばとにかく必死で走る。
余裕が出来たら少し歩く。これの繰り返しである。
そうこうしているうちに50kの標識が目に入る。





50km通過タイム  7時間56分59秒(ラップ 1時間50分22秒)






何とか残り1時間半は確保したものの、ペース表に引き直すと50k通過は7時間43分42秒なのでおよそ13分負けている。
残りのエイドでの休憩時間とゴール地点での余裕時間5分すべてを投入して制限時間ギリギリ。
要は残り10kmを㌔9分で乗り切れば大丈夫。いよいよ最後の勝負である。
コースは海沿いで、天気さえよければさぞかし美しい景観が眼前に広がっていただろうに。
天候不順、加えて体力的に非常にキビシイ状況に置かれている今は、その景観を楽しむだけの余裕はない。
1㌔ずつ時計をにらめっこしながら必死で前へ進む。
頭の中はとにかく制限時間内にゴールすることの一点に集中している。
52.5kmの標識を通過し、小学校のエイド前の坂をとにかく必死の早歩きで登りきる。
55kmの標識を通過する頃には辺りは少しづつ暗くなってくる。
次に見えるのは57.5kmの標識だとばかり思っていたら『残り3km』の標識だったのでずっこけそうになる。
残り2kmの標識を通過し、残り1kmの標識を通過する頃には完全に日は落ちてあたりは真っ暗。
残り1kmで残り時間はちょうど8分。
㌔9分ペースを目指して走ってきたが登り坂が結構あったのでロスをしている。
もう力をセーブする必要はない。
100kランナーに追いすがるように懸命に走る。
ゴールに近づくにつれて応援の方々の数も増えてくる。
これまでは『ガンバって~!!』という応援だったのが『お帰り~!!』に変わっている。
リンさんのブログに掲載されている残り720mの横断幕があったのなんて、真っ暗で全然気づかなかった。
必死で走っているとだんだんゴール地点の若ちゃんの声が大きく聞こえてくるようになる。







もうゴールはすぐそこだ、と思ったその時。
なんと信号が赤に変わった。
横断歩道を渡って100mほど走ればゴールのはず。
慌てて時計を見ると『9時間28分01秒』の表示。
ここまで900mを6分程度で走ってきたことになる。
ああああ、あと2分切ってる。
早く青にならんかい!!
こんなところに最後の落とし穴があるとは思わなんだ。
これでタイムオーバーになったら悔やんでも悔やみ切れへんわ。
どれぐらい時間がたったのかわからずに、もう一度時計を見ると『9時間28分01秒』。
…しまった。さっき赤信号になった時に時計を見た際に、間違って止めてもた。
がーーーーん、残り時間がどれだけあるのか本当にわからなくなった。
信号が青になったらとにかくダッシュするしかない。





長い長い信号待ちの後、ようやく信号が青になった。
自分の意識としては猛然とダッシュしたつもり。
ワタクシより一人先行する男性ランナーが。
と、50mほど走ったところでその人が目の前で思いっきり…コケはった。
あ、あぶない!! まきこまれたら自分も転んでしまう!!
必死で避けて猛然と脚を動かす。
遂に、遂にゴール!!!!





ゴールした後に頭上の掲示時計を見た。
記憶では『9時間29分36秒』となっていたはずである。
(後日YOU TUBEにアップされている『ゴール閉鎖直前』の動画に微かにワタクシらしき人影が写っており、
 確かに上記タイムでゴールしていた。)
呆然と数歩歩いて、ボランティアの学生さんに完走メダルを首にかけてもらう。
やった!! 完走したんだーーー!!




ゴール 6時間29分40秒(ラップ 1時間32分41秒)





最後にダッシュしたおかげで完全に息が上がってしまった。
ゴール付近でしばし雨に打たれていたが、肝心なことを思い出した。

帰りのバスは19時発。

残り時間は30分を切っている。
とりあえず荷物をピックアップして着替えてバスに向かわなければ。
よろよろと体育館へ歩を進める。
体育館の中に入ったところで偶然丹後軍団の面々と再開した。
というか、向こうに気が付いてもらったというのが正確なところ。
いろいろと言葉をかけてもらったのだが、とにかく息が上がっていて喋れない。
おまけに頭痛とめまいがひどくて正直意識も飛びそうな感じ。
誰かがワタクシが首からメダルをかけているのに気づく。
どうやらランナーズアップデートでチェックしていただいていたようで、おそらく時間内完走はムリだと思われていたようだった。
皆さんに健闘をたたえていただき握手をし、ここで井出さんとはじめましてのご挨拶。
バスの出発時刻が迫っているのを心配していただきながら、軍団の面々とお別れ。
荷物を引き換えしばし座り込む。
めちゃめちゃ気分が悪かったが、なんとか着替えをして18時55分になったところで立ち上がりバスターミナルへ向かおうとする。




あ・れ・れ…?
気が付くと体育館の床に横たわっていた。
自分ではどうなったのかよくわからない。
スタッフの女性がおそらく慌てて駆け寄ってくる。
『大丈夫ですか!?』
…すんまへん、たぶん大丈夫じゃない。
女性が携帯で救護所とおぼしきところに電話しているのが聞こえる。
どうやら救急車を手配していただいたらしい。
自分は意識がはっきりしていないのでうろ覚えなのだが、何人かで見守っていただいたようだ。
男性の声で『心音が相当弱くなっているし、しかも不規則。まずいな』的な声が聞こえる。
…心臓!? マジで心臓がヤバいのか!?
その時頭を駆け巡ったのは『これでマラソンはやめなあかんな。』ということ。
あくまでも楽しむためにやっている趣味であり、体に疾患があればやめなければならないのは当然のこと。
あああ、大阪も加古川も泉州も、ぜーーんぶDNSやなあ、と思っていた。





時間がどれほどたったのかはわからないが救急隊が到着した。
名前やら生年月日やらを尋ねられた後、担架に乗せられる。
よくテレビなんかでみる、横にズリッとずらすような感じでのっけるやつ。
そのまま救急車まで運ばれて、サイレンが鳴りどこかへ運ばれていった。
運ばれた先は大会の救護所。
医師の診察を受け点滴を2本したもらう頃にはすっかり回復した。
医師に症状を尋ねると心臓とかではなく、低体温症と脱水症状とのこと。
そりゃそうだよなあ、たぶん35kmぐらいから全然給水してなかったもんなあ。
ま、低体温症と脱水症状ならばマラソンやめんでええやんね。
当然のことながら帰りのバスのは乗ることができなかったので事務局の方に民宿をあっせんしていただき
警報が発令された暴風雨の中送り届けていただいたところでようやくワタクシの丹後60kは終了と相成った。





走った感想や今後の課題については別記事でまとめようと思います。
ワタクシの46歳の夏は9月15日を以って無事に完結しました。
この記念写真は宝物の一つになりそうです。










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こんばんは。



今日は一日有休を取り、両親を連れてこちらに行ってきました。










男子プロゴルフツアーのパナソニックオープン。
両親が一度見てみたいと言っていたところ、首尾よくチケットが入手できたため、実家までの送り迎え付きで連れていってきました。
風は強かったもののいい天気で楽しんでもらえたようで良かったです。










それでは本題。
丹後レポ続編、スタートです。




**************************************************************************



弥栄庁舎のエイドを後にして後半戦に臨むのだが、何かやけにランナーの数が少ない。
いや、正確に書くと少ないのではなく『一人もいない』
エイドを出て横断歩道を渡って左折し、すぐのところにある自動販売機でアクエリアスを購入して保冷ボトルに補充。
体がヴァームウォーターを受け付けないので、ここからの給水は自販機を頼るか水しかない。
自販機の前で補充していると、背後から視線を感じ思わず振りかえる。
振り返ると一台の車がゆっくりと通りすぎようとしており、助手席のおっちゃんと目があった。
そう。その車のボンネットには黄色い布に大きな『後尾』の文字。
噂に聞いた最後尾を走る例のクルマである。






制限時間ギリギリまで休憩していたので、どうやら60kランナーの最後尾となってしまったようだ。
最後尾ランナーを追尾するクルマも、まさか自販機の前でランナーが停滞していることは想定していなかったようで
ワタクシを発見してあわてて急停車www
再度走り出すとワタクシの後ろをゆっくりとクルマがついてくる。
うわ、まさかの最下位wwww
何度後ろを振り返ってもゆっくりと一定の距離を開けてついてくる。
めっちゃプレッシャーwwww
よっぽどおっちゃんとクルマと一緒に記念撮影をしようかとも思ったのだが
さすがにそれはレース中のランナーとしてやったらまずいやろ、という考えのもと実行せず。
およそ2kmぐらいは最後尾カーとの並走となったが、男性ランナー2人と女性ランナー1人を抜いてようやく最後尾脱出。
最後尾カーははるか後ろに小さくなっていった。





最後尾の危機はとりあえず脱したのが、この後更に予想だにしなかった事態が発生する。
丹後60kコースは、100kコースの20k前後地点をスタートし当分の間は同じコースを走る。
ただし100kランナーの方が先行しているため関門時刻は早くなっている(例えば弥栄関門…100k:12時15分、60k:14時)。
そして弥栄庁舎を出て少しすると碇高原の方に大回りする100kのコースとショートカットする60kのコースの分岐が現れる。
コース図で見ると下記の通り。





丹後ルート図分岐






青実線が100k、赤点線が60kのコース。
もともと100kランナーの方が先行しているので最初から周囲に100kランナーはいないのだが
関門によって振るい落とされた60kランナーがいなくなるとほとんど一人ぼっちRUNが続く。
弥栄庁舎の34.2km地点から再び100kコースト合流する丹後庁舎の47kmまでのおよそ13kmの間、
ほとんどが一人ぼっちRUNとなってしまった。
はるか100m先にランナーとおぼしきシルエットがぽつんと見えるとか、そんな感じ。
孤独感満載。強い雨が降りしきる道路で車の往来もたまにしかない。非常に寂しい感じのRUNが続いた。
まさかウルトラマラソンに申し込んで一人で延々と走り続ける、というか歩き続けることになるとは思わなかった。
そんな状況なのでペースも上がらず、ズルズルと落ちてゆく。





40km通過タイム  6時間06分37秒(ラップ 1時間44分37秒)





ありゃ、㌔10分超えてる。
しかもペース表で引き直すと40kmは6時間01分48秒だからおよそ5分負けている。
ペース表のゴールタイムは9時間25分だから、ゴール地点での余裕時間5分を既に食いつぶしていることになり
きっちりペース表通りに走って制限時間キッチリというスリリングな展開となる。
このときワタクシが緊急で立てた作戦は
『100kランナーと合流する丹後庁舎まではできるだけ力を溜める』
というもの。
丹後庁舎まで辿り着けば100kランナーと合流するので一定のペースで引っ張ってもらえるはず。
その地点まではムリに走らず力を溜めておこう、という作戦。
ただ残り10kmの時点で一定の時間が残されていないとこの作戦は不発に終わるのでこの点には十分な注意が必要。
一応50km地点の通過タイム下限を8時間ちょうど、つまり残り1時間半は残そうというふうに算段。
あとは残りの時間を残りの距離で割り算しながら、一線を越えてしまわないように歩いたり走ったり。
進めども進めどものどかな田園風景は変わらない。
コース上曲がったりするところのポイントにはスタッフの方が待っていて下さる。
制限時間内で走っているのでワタクシが通ろうが通るまいが、彼らはそこに立っているのだが
何かワタクシが立たせているようで何か申し訳ない気がする。





そうこうしているうちに遠くの方にランナーが横切っている道路が視界に入る。
ようやく100kランナーと合流だ。
消耗しきっていた体に少しづつ力がみなぎってくる。
100kランナーに引っ張ってもらいながら丹後庁舎を目指す。
ほどなくお洒落な建物が見えたら、それが丹後庁舎。




丹後庁舎通過  7時間28分(制限時間 7時間38分)




丹後庁舎

(京丹後市HPより拝借。)


丹後庁舎エイドももちろんスルー。
おいしそうなエイド食とかマッサージのサービスとかいろいろあったみたいだけど、四の五の言わずにスルー(涙
ちなみに弥栄庁舎エイドでガッツリ休憩取って以降はエイドは全てスルー。
食料の補給は全くなしで、水分も弥栄で買ったポカリのみ。それもほとんど飲んでいない。
さあ、ラスト10㌔余り。いよいよ最後の勝負である。。。


(続く)





おまけフォト。今日は夕方5時から嫁と焼き鳥( ・∇・)
こんなことやってるから痩せへんねや(ToT)












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こんばんは。





明日は有休を取って一日親孝行します。
ん?丹後の翌日も有休取ってなかったか??と思われた方は鋭い。
ワタクシは今の会社は10月入社なので9月は有休消化月間なのです。
有休消化月間などとお気楽な事を言っていられるのも今の会社でお世話になっているからで
まあ平和な毎日だなあ、と思いますね。
遣り甲斐には若干欠けますが…(苦笑)




さてさて、それでは今日の本題。
丹後レポ続編、スタートです。




**************************************************************


最初の関門弥栄庁舎まで残り5kmを切った。
30kmの通過が4時間22分だから、制限時間の5時間まであと38分。
4.2kmを38分だから㌔9分ペースでOK。
普通ならば楽勝なのだが既に30km走ってきているので何が起こるかわからない。
例えば先ほどのあじわいの郷のように突然目の前に登り坂が現れたら…。
初めてのコースで下見をしていないので、その辺は限りなく不安である。
雨は一向にやむ気配を見せない。それどころかどんどん強くなる。





32.5kmの標識を過ぎ、『エイドまで残り1km』の標識も通過する。
とりあえず突然登り坂が現れることはなさそうだ。
信号待ちの際に周りにいたランナーに『関門、大丈夫ですかね?』と声をかけられる。
正直よくわからないけど『大丈夫やと思って走ってます。』と返す。
みんな考えることは同じ。とにかく関門を突破したいのだ。
すると前方にスタッフさんの姿が見える。
『ここが関門でーーす。残り4分切ってまーーーーす!!』
おおっ、ようやく愛しの弥栄庁舎が姿を現した。
庁舎前には大きな掲示時計とラインが。
係員のおっちゃんに『このライン超えたらオッケーですか?』と尋ねると
『そうやで。はい、ちょうど3分前な。制限時間超えてから10分以内に出発せな失格になるから気ぃつけや。』とのこと。




弥栄庁舎通過  4時間57分00秒(制限時間5時間)





正直に言おう。弥栄庁舎の関門を無事通過した時点で『完走できる!!』と確信した。
確信の根拠は2度のおひとりさま50km走の結果から。
次の丹後庁舎の関門は楽勝であり、ラスト10kmの経験はないものの相当の時間を残して臨めるのできっと大丈夫、というもの。
今から考えれば、この後数々の難局が訪れることも知らずに実に呑気なもんである…。




庁舎の中に入るとランナーが預けたたくさんの荷物があった。
自分の荷物を受け取ろうとスタッフの学生さんに声をかける前に自分のナンバーが記されたトランジット袋が出てきた!!
この辺は素晴らしいおもてなしである。
ただ、今になって冷静に考えるとこの時点で関門を通過していないランナーの方が圧倒的少数であったからこそのサービスだったのかもしれない。
弥栄さえ超えれば大丈夫という妙な確信のもと、残された時間目いっぱいを着替えと休憩に充てる。
まず濡れた体をバスタオルで念入りに拭いてから靴とソックスを履き替える。
それからキャップをサンバイザーにチェンジ。
どうせ最後まで雨だろうからサンバイザーの本来の役割は果たせないだろうが、気分転換の為に交換。
濡れたTシャツを脱いで、急遽配備した長袖Tシャツを着てみるが、コンプレッションタイプであったため濡れた肌にペタペタくっついて著しく不快なので
起用は断念し脱ぎ捨てて、新しい半袖Tシャツのみ着用する。
短パンとスパッツは履き替えたかったのだが、時間が足らず着替え断念。
補給食は羊羹1個しか口にしていなかったので追加携行せず。
ここまでで休憩時間残り1分。
着替えた服をトランジット袋に詰め直してスタッフの方に預けて外に出る。
コーラを一杯だけいただいて再度コース上へ。後半戦の始まりである。
この時点で残り30秒(=5時間09分30秒)。
十分に休憩を取ったことにより意気揚々とコースに戻ったのであるが、その結果予想だにしない展開が待っていることがこの後すぐに判明する。
その内容は… 次回のお楽しみということで♡





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こんばんは。




昨晩、録画した『走る男FINAL』を見ていると、なんと森脇健児が天橋立を走っているではないですか。
もしやこれは走る男丹後路参戦か!?と一人勝手に盛り上がって見ていましたが、
天橋立⇒宮津⇒峰山と走って、峰山から北近畿タンゴ鉄道に乗って豊岡まで行ってしまいました。
丹後路をすっ飛ばすとは、走る男もまだまだ甘いのう…(ハッハッハ




さて本日は丹後レポに戻ります。
レースは20km過ぎ。ようやく3分の1が過ぎたところです。
少し汚い話も出てくるのですが、ご了承願います。。。





************************************************************


20kmまではそれなりに順調に来ていたように思われたが、それでも体の不調は少しづつ忍び寄ってくる。
具体的には消化器系、胃の調子が悪くなりはじめていた。
思い返せば最初の兆候は七竜峠展望台でのエイドでのこと。
水分補給の為にヴァームウォーターを口にしたのだが、異常に不味く感じてしまった。
普段は感じないのだが、独特の匂いがあるように感じてしまい胃がヴァームウォーターを受け付けなくなった。
次に20kmを過ぎたあたりから強烈な吐き気を催すようになった。
七竜峠に辿り着くまでは雨は降ったり止んだりで、その状況を見ながらポンチョを着たり脱いだりしていたのだが
峠を越えるあたりから『降ったり止んだり』の『止んだり』がなくなってきた。要は降りっぱなしである。
雨が降っている間は一応ポンチョは着ていたものの、やはり体が冷えてしまってことが胃の不調につながったのだろうか。
ちなみに腸の方は特に問題はないようで、お腹を壊してトイレに行きたくなるということはなかった。
なかったどころか、実はスタートからゴールまで一度もトイレには行かなかったのである。






強烈な吐き気を催して思ったことは『とりあえず吐いてしまおうか』ということ。
この発想の根本は、酒を飲み過ぎた時にとりあえず吐いてしまえば少しは楽になるという経験に裏付けられたものである(アホ
ところが、なかなかうまく吐けない。
スピードは相当ゆっくりながら走りながら吐くというのは至難の業であることや、
この時点でスタートしてから3時間を経過しており、朝食を摂ったのはスタート3時間前なので
それから既に約6時間経過していることから、吐くものが残っていないということもあったのだろう。
仕方がないので携行していた胃薬を飲んでみたが目覚ましい回復はみられないので、
この後もずーっと吐き気と闘いながら走り続けることになる。






22.8kmの浅茂川漁港では温かいうどんがふるまわれていた。少しでも補給をしなければと思い、一口だけうどんをいただいた。
うまい。温かい出汁がお腹の中に染み渡る。本当はもう少しゆっくりと堪能したかったのだが、時間がない。
正確に言えば、ペース表の予定通過時刻よりは数分速いので時間がないわけではないのだが、
とにかく弥栄庁舎の関門を通過するまでは安心できないという想いが先を急がせる。
エイドでの補給食こそがウルトラマラソンの醍醐味の一つだと思っていたので、本来はもっとゆっくりエイド食を楽しみたかった。
ここで少しでも補給食をいただけたのはいい思い出となったが、結果的にここでの喫食がゴールまで含めて最後の補給となってしまった。
あとは持参したスポーツ羊羹などを含めて、補給食は一切口にできなかったのだ。
原因は時間が切迫していたことと胃の不調の両方にある。






ペース表では七竜峠展望台から弥栄庁舎までは㌔8分の予定だったが、実際のラップは大半が8分を超えてしまっている。
予定を超過した分は休憩時間を短縮して何とか調整する。弥栄庁舎での第一関門でアウトというのは最悪の結末なので
それだけは避けたいという想いで必死で歩を進める。
降りしきる雨の中、ようやくあじわいの郷近くまでやってきた。
先を見ると交差点でコースを右折する人と左側に走っていく人の両方がいることに気付く。
んんっ??どんなコースになってるんや??
よーく見てみるととんでもないことに気が付いた。
コース設定は以下の通り。
まず右折して横断歩道をわたる。どうやらあじわいの郷はその先の小高い丘の上にあるらしい。
その小高い丘を登ってエイドを通過してから今度は丘を下る。下ってもう一度先ほどの交差点の横断歩道を渡りそのまま直進。
つまり今いるところから見ると左側に走っていくことになるのだ。
地図にするとこんな感じ。





あじわいの郷






なーーーーんでわざわざ小高い丘を登らなあかんねんというところだが、コース設定なので仕方がない。
交差点で応援してくれているおっちゃんが『がんばれー!!ギリギリやで!!』と叫んでいる。
そうだろう。ここまでこの程度のペースで走ってきている人なら、あじわいの郷に向かう小高い丘は走って上ることはできない。
ズルズル歩いてしまうと弥栄庁舎での関門通過が非常に厳しくなる。
さすが、地元の方は目が肥えていらっしゃる。
ということでこの小高い丘は必死で走ることにした。
30km地点はあじわいの郷の中にあった。




30km通過タイム  4時間22分00秒(ラップ1時間31分24秒)




うーーむ、この10kmは大した登りもないのに平均㌔9分を超えとるがな。これは圧倒的に走力不足なので、今後の練習時には肝に銘じなければならない。
それでもペース表を30kmに引き直すと4時間24分36秒なのでまだ2分半勝っている。
というのはレースが終わってから計算したことであり、当日はそんなことわからないからとにかく関門突破に全力を挙げる。
さっき必死で登った坂を今度は転がるように下る。
目の前の横断歩道の青信号が点滅していたので『すんまへーん』と大声を上げながらギリギリで渡らせてもらう。
運命の関門、弥栄庁舎まであと5kmを切った。
果たして無事に通過できるのか??というところで次回に続く…。




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カブトムシ

Author:カブトムシ
丙午生まれの典型的なB型です♪

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